自分を責めてしまうのは、神経が守ろうとしているから
頭で考えるより先に、 体の防衛反応が働きます
以前の私は「私が悪い」
「もっと頑張らなければ」
気づくと、いつも自分を責めていました。
頭では「自分を認めよう」「もっと自分に優しくしよう」と思っても、 なかなか止められない。
それは、意志の問題ではなかった。
強い緊張や不安が続いていると、身体は「失敗してはいけない」 「危険を避けなければ」と警戒します。
すると、頭で考えるより先に、身体の防衛反応が働きく。
その反応のひとつとして、
「私が悪い」
「もっと頑張らなければ」
「こんな自分ではいけない」
という自己責めが、自動的に出てくるのです。
私は、自己責めが自分を苦しめていると思っていました。
でもそれは、失敗を避け、危険を減らそうとして身についた 反応だったように思います。
だから、「自己責めをやめよう」と頭だけで頑張っても、身体の警戒が続いていると、また同じ反応に戻ってしまいます。
そこで大切になるのが、神経を緩めることです。
神経の警戒が少し和らぐと、
すぐに自分を悪者にしない
失敗しても、落ち着いて考えられる
自分の気持ちや身体の状態に気づける
次にどうするかを選びやすくなる
という変化が起こります。
「私はダメだ」と決めつける前に、
今、私の中で何が起きていたのだろう
と、自分の状態を見られるようになるのです。
自己責めを緩めるとは、できなかった自分を甘やかすことでも、失敗をなかったことにすることでもありません。
私は自分を甘やかすことができないままでした、でも神経を緩めている今は、ひどいと思うぐらい自分を甘やかせられます。
できなかった自分を責めるのではなく、できなかった自分の中で何が起きていたのかを理解すること。
その先にあるのは、ただ自分に優しくなることだけではありません。
自分を責めるために使っていた力を、これからどう動くか、何を選ぶか、そのために使えるようになること。
ああだ、こうだがなくなり、決断しやすくなります。
神経を緩めることは、自分を変えるために無理をすることではありません。
自分を理解し、もう一度、自分らしく動き出すための 安心の土台を整えることなのです。

