変われたと思ったのに、でもあの違和感は消えなかった
全部やった。それでも届かなかった——そんなあなたへ
変われたと思ったのに、でもあの違和感は消えなかった
たくさんの瞑想も、セミナーも、やり続けてきました。
心の傷が深いことは、自分でわかっていたんです。
それでも、あるとき、思いました。
「もう、私の意識は平和になった。これで大丈夫」って。
誰かに言われたんじゃない。自分で、そう思えたんです。
——なのに。
体の奥に、まだ何かが残っていた。
あれだけやっても、変わらないのか。
この感覚は、なくならないのか。
……正直、ショックでした。
長いあいだ、私はこう思っていました。
「私のやり方が、悪いのかな」
「私の努力が、足りないのかな」
まわりの人は、これで変わっていくように見えるのに、なんで私は変わらないんだろう、って。
でも、今ならわかります。
潜在意識を書き換える。手放す。
——あれは、頭の中、意識のところでの解放なんです。
でも、いちばん下まで——私の神経までは、届いていなかった。
あとになって、わかったんです。
私の神経は、凍りついていた。
ちゃんと、働いていなかった。
だから、どんな気づきも、どんな言葉も、神経までは届かなかった。
そして、ずっと不思議だった「なんで人によって違うの?」——
その答えも、神経のところから見たら、見えてきたんです。
「気づくだけで変わっていく」人は、たぶん、
もともと神経が、そんなに凍りついていない人なんだと思うんです。
道が開いているから、頭での解放が、ちゃんと体まで届く。
でも、私みたいに、神経が深く凍りついている人は、
そのメッセージが、奥まで通っていかない。
同じことをしても、反応が、まるで違う。
——その違いは、結局、神経の状態の違いだったんです。
そう気づいたとき、ほっとしました。
私は、失敗していたんじゃない。
やり方が悪かったわけでも、心が弱かったわけでもなかった。
ただ、私の神経が、人より深く凍っていただけ。
ドアが、凍りついて、開かなかっただけだったんです。
だから私の場合、本当の変化が始まったのは、
神経そのものを、ゆるめはじめてからでした。
体を、安心を、そして、安全なだれかとのあたたかいつながりを。
頭で「わかった」より、先に。
体が、感じることが先なんです。
体があ、ゆるんだ」と感じて、
そこから、ほんとうの変化が始まる。
理解は、ドアを開けてくれる。
でも、その先を歩いていくのは、体なんです。
もし、あなたも、たくさん学んで、気づいて、「手放した」はずなのに、
それでも何も変わらない——と感じているなら。
やり方を間違えたわけでもありません。
ただ——それが「神経」の話だと、
まだ気づいていないだけなのかもしれません。
そこには、ちゃんとドアがあります。
そして、それはゆっくり開いていきます。

